8月16日に双子の息子が誕生した。
今回は初めて子(双子)を持つ31歳父親の育児体験を記していく。
俺の息子は産まれた週数が36週と、若干の早産であったこともあり、その後2週間は病院のGCUで入院することになった。
GCUでは小児科の看護師が育児を担当してくれ、俺は週末に病院へ行って、限られた面会時間の中、抱っこしたり写真を撮ったりする程度だった。
2週間が経過してようやく退院することに。
退院後は、妻が育児にある程度慣れるまで、妻の実家(兵庫県伊丹市)で預かってもらうことになった。
俺の家から伊丹までは、電車やバスを乗り継ぎ、片道1時間ほどかかるので、仕事終わりに会いに行くことはできなかったため、入院時と同様週末を利用して子守の手伝いに行くことになった。
当時は日中数時間のみの子守だったので、慣れないながらもミルクをあげたり、オムツを替えたりと、初めての作業を楽しみながら「子育て === 楽しい」という単純な気持ちで毎週末会いに行っていた。
そしてさらに2週間後、息子たちの1ヶ月検診のタイミングで我が家で引き取ることになった。
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双子の育児初日
検診が終わって家に帰り、息子たちを早速マットの上に敷いたタオルに寝かせてみる。
これまでと環境が変わったせいか、全く寝てくれず初めてのギャン泣きを体験する。
妻からは聞いていたが、まさかこれほどのものとは。。。
ギャン泣きにはいくつかの原因があり、今の所分かっているのは次のいずれかだ。
- ミルクが欲しい
- オムツを替えて欲しい
- ゲップがしたい
- 便が詰まって苦しい
ミルクやオムツに関しては妻がマメに記録を取ってくれているので、時間を見れば大体のタイミングは分かる。
ただし、上記に挙げた原因以外での謎泣きが稀に起こるのが厄介で、こうなるともうどうしようもない。
2日目 妻のワンオペが始まる
初日は有給を取って、俺も一緒に子守をすることができたが、2日目からは俺は通常勤務となるため、ここから妻のワンオペが始まる。
ワンオペで最も大変なのが二人の同時泣きだ。
片方に授乳している間、もう片方は隣でワンワンと泣き叫ぶ。
これが精神的にかなり応えるそうだ。
この日仕事から帰り、さらに副業のブラジリアン柔術の指導へ出掛けて22時過ぎに帰ってくると妻は憔悴しきった顔で、目に涙を浮かべながら俺の帰りを待っていた。
この日の妻の日記がこれだ。
「頭がおかしくなってしまいそう」と書かれていた。
子守に追われる三連休
その後、土日祝の三連休に入った。
これまでならどこかへ出掛けたり、美味しいものを食べに行ったりと自由に計画を立てて遊びに行っていた。
しかし、これからはそんなことも言っていられなくなる。
この三連休はほとんど家から出ることなく、妻と二人で子どもの面倒を見ていた。
夜泣きもひどく、特に妻は睡眠不足で日に日に頬がこけていっているように感じる。
双子の育児を1週間してみた感想
体力的にも精神的にもとにかくツライ。
しかし日中、会社で仕事をしている俺はまだマシだ。
一日中、一人で息子二人の面倒を見ている妻はもっとツライはずだ。
しかし、このツラさに耐えれる唯一の癒しが、息子らの寝顔だ。
この寝顔に毎日癒されながら、今日も何とか1日頑張ることができる。