以前、子育てに関して勉強した内容をまとめた記事を紹介した。

今回は、子どもを叱るコツ、月齢別のしつけについて学んだことを紹介する。

子どもを叱る6つのコツ

決めたルールはしっかり守る

幼い子どもは自分の要望を叶えるため、駄々をこねがちだ。

例えばシーソーで遊ぶのを、はじめに2回までと決めたら徹底して守らせるべきだ。

子どもが駄々をこねても「あと一回だけね」と妥協するのは禁物。

大声で叱らない

怒鳴って注意するよりも、幼児に対しては落ち着いて理性的に伝える方が効果的だと言われている。

タイムアウトを使う

5歳以下の子どもがいたずらをしても体罰は全く効果がない。

それよりも、いたずらした場所から退場させるタイムアウトが効果的だ。
時間は「年齢×1分」を目安にすると良い。
そして肝心なのは、なぜ退場させられたのか、退場がどれくらい続くのかを説明すること。

また、タイムアウトが終わったら「あなたが嫌いなのではない。あなたがした事が嫌なのだ」と言い聞かせ、時間が過ぎたら元の場所に復帰させてあげる。

発達に応じたしつけをする

幼児は日に日に物凄いスピードで成長している。

子どもの成長・発達に合わせたしつけを意識し、能力以上のことは要求してはいけない。

誘惑から遠ざける

幼児は好奇心が一際強い。

割れやすい食器や、洗剤などの危険な物は手が届かないところに置くよう心がけよう。
そうすることで、無用な注意も必要なくなる。

メッセージはシンプルに伝える

「人を叩いてはいけない」などのモラルを理解できるのは3歳くらいから。

幼児に論理的な説明をしても到底理解できないので「走っちゃダメ」など、してはいけないことをシンプルに伝える。

月齢別しつけのポイント

1歳まで

しつけはまだ必要ない。

身の回りに危ないものを置かないように注意する。

1歳半

この頃の子どもは集中力がなく、行動も衝動的。言う事も簡単には聞いてくれない。

言う事を聞かない時は、子どもが別にやりたがっていることを使って興味を引こう。

叱るよりも気を逸らす事の方が効果的だ。

1歳9ヶ月

子どもの要求は増えてくるが、それを言葉でうまく伝えられない時期だ。

この頃もまだしつけは重要ではない。

食事や睡眠などの日常生活をとにかく円滑に進めていく。

2歳

要求が減り、少しずつ融通が利くようになってくる。

また、気分も落ち着き愛情を受ける事が好きになる。

悪いことをしたら先述のタイムアウトが効果的だ。

2歳半

子どもは攻撃的になるか、大人しくなるか、どちらかに極端に分かれる。

また、頑固で自己中心的になり、独占欲が強くなる。

しつけのポイントとしては、選択肢を与えないことだ。

子どもに選択の間を与えると反抗する事があるので、すぐに指示して行動させる。

この頃の子どもに、何かを待ったり分かち合ったりするということはあまり期待できない。

3歳

子どもの感情は落ち着いてくる。

また、社会のルールを理解して、他人ともうまくやっていけるようになる。

この頃から、やって良いこと・悪いことを「言葉」で伝えるようにする。

親が模範となる事も重要なしつけだ。

まとめ

ここで紹介した内容は、新米パパとなった俺が勉強したことをまとめたものだ。

俺の実体験に基づく内容ではないが、これから子育てをおこなう新米パパ・ママ諸君の少しでも役に立てれば幸いだ。