先日、当ブログでも紹介したカードゲームのXENO(ゼノ)を嫁と二人でやってみたので、プレイの様子をまとめながらXENOの魅力を紹介していく。
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手札・山札の準備
XENOは常時1枚の手札を持ちながら戦っていく。
ゲーム開始時は、お互いに1枚ずつの手札、そして残りを山札とし、山札のうち1枚を「転生カード」とし横向きに置く。
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そして配られた手札を互いに確認する。
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俺の最初の1枚は、7のカード。
7は「賢者」のカードで、次のターンが回ってきたら山札から3枚引き好きなカードを1枚選ぶことができる。
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先攻後攻を決めていざゲーム開始
手番の決め方は何でもいい。
今回はジャンケンで嫁が勝ったので、俺は後攻になった。
嫁の初手
手番のプレイヤーは山札から1枚引き、手札から好きなカードを1枚場に出す。
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このゲームの勝敗は、山札が無くなった時点で手札の数字が大きい方が勝ち、もしくはゲームの途中でカードの効果により脱落させられた時に勝敗が決する。
そのためゲーム序盤では数字の小さいカードから場に出していくのがセオリーだ。
嫁はセオリーどおり数の小さな2を出してきた。
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2は「兵士」のカードで、相手が何のカードを持っているかを言い当てることができたらその場で相手は脱落する。
嫁は「3」と宣言したが、俺の手札は「7」なのでセーフ。
外れたら何事もなく次のターンに移る。
「兵士」のカードは序盤で使ってもなかなか推理の材料が少なく言い当てづらい。
ゲームが煮詰まってくると場に出てるカードから消去法で推理しやすくなったりと、その効果は徐々に高まっていく。
またこの時俺の目線では、判断材料の少ない初手でなぜ「兵士」を出したか?
ということは、もう一枚のカードが大きな数字(9または10)なのでは?という推理が働く。
俺の初手
次は俺のターン。
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8を引いた。
8は「精霊」のカードで、相手と自分の手札を交換することができる。
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「精霊」の効果で手札を交換する時は、できれば低い数字のカードを相手に渡したいので、ここで使うのは保留してとりあえず7の「賢者」を出してみた。
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「賢者」は現時点では何の効果も発動しない。
嫁の2ターン目
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嫁は山札から1枚引き、1を出してきた。
1は「少年」のカード。
1枚目の「少年」が場に出た時は何の効果も発動しないが、2枚目の「少年」は大きな力を持つ特殊なカードだ。
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ひとまずここでは何もないので次のターンへ移る。
俺の2ターン目
初手「賢者」の効果により、このターンでは山札から3枚引いて好きなカードを1枚選ぶことができる。
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初めて3というカードが出てきた。
3は「占師」のカードで、相手の手札を見ることができる「透視」の力を持つ。
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この中から1枚を選ぶわけだが、今回は数字の大きな「賢者」を選ぶことにした。
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そして1枚を場に出す。
8の「精霊」はまだタイミングでないと判断し、再び「賢者」を出すことにした。
次のターンこそ良いカードを引きたい。
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嫁の3ターン目
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嫁は1枚引き、4を出してきた。
4は「乙女」のカード。
次のターンまで自分に対する効果を無効化できる、いわゆるガードの効果を持つカードだ。
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俺の3ターン目
再び「賢者」の効果により山札から3枚引くことができる。
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5を引いてきた。
5は「死神」のカードで、相手に山札から1枚引かせ、2枚になった手札のうちどちらか1枚を捨てさせる効果を持つ。
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今回はガードの効果を持つ「乙女」を残し、残り2枚を山札に戻した。
そして「乙女」を場に出し、次のターンまでガードすることにした。
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嫁の4ターン目【決着】
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嫁は1枚引き、ノータイムで6を出してきた。
6は「貴族」のカードで、手持ちの手札を互いに見せ合い、数字の小さい方が脱落する。
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「貴族」をノータイムで出すということは手持ちのカードに相当自信があるのだろう。
ここで互いにカードを見せ合う。
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やはり嫁は最強のカード、10の「英雄」を持っていた。
「英雄」は、手にした時点で以降場に出すことができないカードだ。
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おそらくかなり序盤のうちから「英雄」を持っていたのだろう。
初手の段階で、嫁のカードは大きめの数字では?と思っていたが、あまりにも序盤で「精霊」の効果で交換してしまうと、交換した自分の手札も相手に知られた状態となるため、「兵士」でカードを指名され刺されやすくなる。
といった心理的駆け引きを続けながら1枚ずつカードを出し合い、勝負を進めていく。
二人プレイでXENOをやると、互いのカードが知られやすいがその分、心理的駆け引きを楽しめるのも醍醐味の一つだ。