Linuxでファイルを複製、コピーする場合、cpコマンドを使うはずだ。

例えば以下のconfigファイルをコピーする場合は、通常以下のようなコマンドとなる。

cp -a /etc/selinux/config /etc/selinux/config.bak

ただファイルをコピーするだけなのに冗長的なコマンドだ。

今回はこの冗長性を無くし、短縮コマンドでファイルをコピーする方法を紹介する。

波括弧を使う

波括弧を使うことで、先ほどのコマンドを以下のように短縮して書くことができる。

cp /etc/selinux/config{,.bak}

波括弧内のカンマはコピー元ファイル名の「config」を表し、この例では新たに作成するファイル名を「config.bak」とすることができる。

cpコマンドはLinuxでよく使うコマンドなので覚えておくと便利だ。