最近、会社で利用しているメールサーバーにSPF(Sender Policy Framework)を導入したので、その時の設定方法をメモしておく。
設定はDNSレコードの登録だけ
ここでは「お名前.com」での設定方法を紹介する。
管理画面の「DNSレコード設定」ページへ移動し、新規レコードとして次のとおり入力する。
ぼかし加工をしているが、一番左の欄にはホスト名を、TYPEは「TXT」、TTLは適当な値を、VALUEは以下のとおり入力する。
v=spf1 +ip4:{$IPアドレス} -all
DNSレコードを設定後、反映されるまでしばらくかかる。
SPFレコードが正しく設定されたか確認する
SPFの確認は以下のサイトを使うのが一番簡単だった。
https://mxtoolbox.com/SuperTool.aspx
入力ボックスにドメインを、プルダウンから「SPF Record Lookup」を選択してボタンを押す。
チェックが完了し、正しくSPFの設定ができていることが確認されると、以下のようにオールグリーンの結果が表示される。
最後に実際にメールを送信してみる。
テストメールはGmailで受信するとわかりやすい。
受信したメールを開き、三点リーダのメニューから「メッセージのソースを表示」を選択する。
SPFの項目に「PASS」と表示されていればOKだ。