最近、会社で利用しているメールサーバーにSPF(Sender Policy Framework)を導入したので、その時の設定方法をメモしておく。
設定はDNSレコードの登録だけ
ここでは「お名前.com」での設定方法を紹介する。
管理画面の「DNSレコード設定」ページへ移動し、新規レコードとして次のとおり入力する。
![](https://i0.wp.com/chusotsu-program.com/wp-content/uploads/2020/05/image-2.png?resize=671%2C76&ssl=1)
ぼかし加工をしているが、一番左の欄にはホスト名を、TYPEは「TXT」、TTLは適当な値を、VALUEは以下のとおり入力する。
v=spf1 +ip4:{$IPアドレス} -all
DNSレコードを設定後、反映されるまでしばらくかかる。
SPFレコードが正しく設定されたか確認する
SPFの確認は以下のサイトを使うのが一番簡単だった。
https://mxtoolbox.com/SuperTool.aspx
![](https://i0.wp.com/chusotsu-program.com/wp-content/uploads/2020/05/0738ca4fa63d6f89f966b1cdf103fdcd.png?resize=783%2C218&ssl=1)
入力ボックスにドメインを、プルダウンから「SPF Record Lookup」を選択してボタンを押す。
チェックが完了し、正しくSPFの設定ができていることが確認されると、以下のようにオールグリーンの結果が表示される。
![](https://i0.wp.com/chusotsu-program.com/wp-content/uploads/2020/05/image-3.png?resize=900%2C424&ssl=1)
最後に実際にメールを送信してみる。
テストメールはGmailで受信するとわかりやすい。
受信したメールを開き、三点リーダのメニューから「メッセージのソースを表示」を選択する。
![](https://i0.wp.com/chusotsu-program.com/wp-content/uploads/2020/05/image-4.png?resize=869%2C298&ssl=1)
SPFの項目に「PASS」と表示されていればOKだ。