まずは求人サイトへ登録。

リクナビNEXT、エンジニアの求人に特化したGreenに登録し、俺の転職活動は始まった。

活動を始めてから転職が決まるまで、およそ半年ほどだっただろうか。
この間、少しでも転職が有利に働くよう、Web系の資格を3つほど取得した。
だが、後で転職先の社長に聞いた話だが、資格は全くチェックしていなかったとのことで、一般的にも技術系の会社の場合、資格の有無が評価の対象になることはほとんどないようだ。

さて、いざ求人サイトを見ていると、まず大手の求人は軒並み「学歴」の部分で弾かれてしまう。

「学歴不問」のWebデザイナー・プログラマーを募集している会社に片っ端から応募し、およそ10社ほどの書類選考に通過し、面接にこぎつけた。

通常、面接というと応募者の方が緊張するケースが多いだろう。

しかし俺の場合、今まで囲碁の業界でしか生きてこなかったため、面接で憧れの業界の人間と面と向かって話すことができることに喜びを感じていた。

結果、2社から内定をもらい、そのうち一つのWebの受託制作を専門とする会社への転職を決めた。

このとき俺は26歳。
在職中の職場での年収は約300万円。
転職後、年収は約200万円まで下がった。

目次

  1. 熊本で過ごした平凡な15年
  2. 囲碁との出会い
  3. 大阪での囲碁修行
  4. 中卒男のはじめての就職
  5. 転職に向けて
  6. 転職活動を始める ←この記事
  7. Web制作会社での2年間
  8. 2度目の転職 ブラック企業からホワイト企業へ
  9. 新会社の立ち上げから2年で年商1億円達成