1ヶ月ほど前、子どもが通っている保育園でカブトムシを2匹もらってきた。
15歳まで熊本の田舎で過ごした俺は小学生のころ、毎夏近所の林などでカブトムシやクワガタを大量に採ってきて大型の昆虫ケースで飼育した思い出がある。
その後、大人になってからはカブトムシを飼うことはもちろん、見ることすらなかったので、懐かしい気持ちになりながら20年ぶりに飼育を始めることにした。
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カブトムシ飼育を始めるにあたっての準備
飼育ケースはカブトムシと一緒にもらったので、今回は飼育用マットと、餌となる昆虫ゼリーを揃えるところから始めた。
成虫飼育用マット
マットは100均でも売られていたが、ネットの記事で評判を見ると質が悪くダニが発生しやすいとのことだ。
※マット交換を繰り返すうち、実際に100均のマットも試してみたが評判通りダニが発生したのですぐに使うのをやめた。
最終的に選んだマットがこちら。
2週間に1回のペースでマット交換しているが、臭いやダニの発生も今のところない。
また、後述のとおり孵化したばかりの幼虫もこのマットを食べて順調に育ってくれているので、コスパも良く文句なしの商品だ。
昆虫ゼリー
昆虫ゼリーもピンからキリまであるので悩んだが、Amazonのレビューを参考に以下の商品に決めた。
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レビューの中には「このゼリーを食べて11月まで生きた」との声もあり、これが決め手になった。
実際、カブトムシの食い付きも良く、この記事を書いている8月末時点でも元気に生きている。
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その他
その他、保育園でもらった飼育ケースは中型のものを、ケースと一緒にもらった転倒防止のぼり木を二つ使用し、別で防臭・コバエよけシートを購入した。
このシートが非常に優秀で、観察しやすいよう飼育ケースをリビングに置いているのだが、コバエの発生は当然なく、何より防臭効果が抜群で独特な嫌な匂いが一切しないのだ。
オスを追加して2週間で産卵
実は保育園でもらってきたカブトムシがどちらもメスだったので、近所のホームセンターでオスを1匹追加することにした。
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それから2週間後にマット交換をする機会があったのだが、古いマットをよく見ると小さな卵が約10個ほど見つかった。
卵を成虫と同じマットに入れていると成虫に傷付けられてしまいかねないので、別で小型の飼育ケースを用意し、成虫と同じマットで育てることにした。
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産卵から約10日後に孵化
卵を別ケースで保管してから約10日後に、二つの卵が同時に孵化した。
残念ながら1匹の幼虫は孵化して5日後くらいに死んでしまったが、もう1匹はマットをもりもり食べて順調に育ってきている。
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その後も成虫のマットを交換する度、毎回10個近くの卵が確認され、8月の1ヶ月間で計30個近くの卵が見つかっている。
今後しばらくは1匹の幼虫を観察しながら、ある程度状況に変化があらわれたら次のレポートを書こうと思う。