最近はテレビを見ることがほぼなくなった。
代わりに食事中やお風呂、寝る前などあらゆる場面でiPadを持ち歩きながらYoutubeを見ることが多くなった。
Youtubeは、かれこれ10年ほど前から色々な動画をよく見ていたのだが、ここ最近広告の数が増えてきて、著しくユーザーエクスペリエンスが悪くなってきた。
短いものだと5秒広告などもあるのだが、わざわざスキップボタンを押さないと広告を閉じることができないものがあったり、強制的に15秒も見せられる広告もあったりと、Youtubeヘビーユーザーにはかなり邪魔な存在だ。
そこで今回、Youtubeの広告を消すことができるYoutubeプレミアムへの加入を検討するため、月額に対しどれほどの費用対効果があるのかを検証してみた。
コンテンツ
Youtubeプレミアムの月額は1,180円
Youtubeプレミアムは月額1,180円で広告が消え、さらにバックグラウンド再生機能や、動画の一時保存、オフライン再生などが使えるようになるプラン。
月30日として単純計算すると、1日あたり約40円のサービスだ。
ここからさらに視聴時間を加味し、どれだけプラン加入のメリットがあるかを調べていく。
月にどれくらいの時間が広告に奪われているか
まず平日の平均視聴時間はおよそ4時間程。
休日は少なく見積もっても6時間は視聴していると思う。
平日5日、休日2日とすると、週に合計32時間Youtubeを見ていることになる。
次に、この32時間のうち広告が占める時間帯がどれくらいあるかを計算する。
見ているYoutubeチャンネルはどれも比較的広告の数が多く、平均して10分ほどの動画1本あたり3本くらいの広告が流れる印象だ。
広告には様々なタイプがあるが、一番短い5秒広告をベースに計算する。
10分で広告3本(15秒)なので、これを週(32時間視聴)に直すとなんと2880秒(48分)もの時間が広告に費やされていることが分かる。
さらにこれを月4週間に直すと192分。
月に3時間以上も広告に奪われていることになるのだ。
3時間を1,180円で買うかどうか
さて、ここまで計算した月3時間という時間と、Youtubeプレミアムの月額(1,180円)を天秤にかけようと思う。
人によって時間に対する価値観は様々だと思うが、俺の場合は常に時給換算して割に合うかどうかで考えるようにしている。
今回の場合、約3時間の時間を約1,200円で買うことになるわけで、1時間あたり400円ということになる。
ランサーズなどのクラウドソーシングサービスで案件をいくら探したとしても、時間単価400円以下の案件はなかなか見つからないだろう。
Youtubeプレミアムに加入して、浮いた3時間を使ってランサーズの案件を受注すれば、いとも簡単に月額の元は取れるはずだ。
どう考えても加入する一手だろう。
まとめ
先にも述べたとおり、人によって時間に対する価値観は様々だ。
ただ俺は、時間の価値は命の次に重いと考えている。
その辺で、1時間がワンコイン以下で売られているような店を見つけたら、即座に貯金をはたいて買い占めるだろう。
今回はYoutubeヘビーユーザーの自分自身を例に取ったが、広告に邪魔されず快適にYoutubeを楽しめるようになるメリットはとてつもなく大きいように思える。