あるアカウントで作成したGoogleフォームを、別のアカウントにオーナー権限を譲渡したい場面があり色々と調べてみた。
結論、Googleフォームに限ってはオーナー変更ができないようだ。
Googleドキュメント、Googleスプレッドシートなどは簡単にオーナー変更をおこなうことができるのだが、Googleフォームに限っては不可とのこと。
それでは折角作ったフォームを、また別のアカウントで一から作り直さないといけないのか?
これについてはNO。
効率的な方法があるので今回はその方法を説明する。
Googleフォームのコピーを作成
まず、Googleフォームを移行先のアカウントへ共有する。
それから移行先のアカウントでGoogleフォームの編集画面を開き、右上の三点リーダーから「コピーを作成」をクリックする。
![](https://i0.wp.com/chusotsu-program.com/wp-content/uploads/2021/05/239d07f6547842a8f1f44aaec3939f0a.jpg?resize=704%2C638&ssl=1)
これで自分がオーナーになったGoogleフォームが複製される。
回答の送信先がGoogleスプレッドシートの場合
フォームの回答は、元のGoogleフォームと同じスプレッドシートへ記録される。
内容を送信すると「フォームの回答 2」というシートが新たに作成され、複製した新しいフォームではこちらのシートへ内容が記録されるようになっている。
![](https://i0.wp.com/chusotsu-program.com/wp-content/uploads/2021/05/26ecf9d02d077c6c3807b6e10f1ac19f.jpg?resize=774%2C84&ssl=1)
この後、スプレッドシートのオーナーも変更すれば、フォームに関連する全てのファイルの権限変更が完了する。
Googleフォームは簡単にオーナー変更ができないが、ここで紹介した一手間を加えれば結果的にオーナー変更と同じ操作をおこなうことができる。