SwiftUIでは、アプリケーション全体に関わる設定値(環境変数)をenvironmentメソッドで指定することができる。

アプリ内で使われるフォントやロケールなど、様々な値を設定することができるのだが、今回は例としてカレンダーの日付と、時間(ロケール)を日本語環境に設定する方法を紹介する。

まず、SwiftUIのSingle View Appを作成した時にデフォルトで用意されている「SceneDelegate」を開き、以下のコードを見つける。

let contentView = ContentView()

このコードに対しenvironmentメソッドを実行することで、アプリケーション全体の設定値を変更することができる。

let contentView = ContentView()
  .environment(\.calendar, Calendar(identifier: .japanese))
  .environment(\.locale, Locale(identifier: "ja_JP"))