当ブログは開設から2年半が経ち、記事数はもうすぐ1000記事に達するほどの大きなブログに育ってきた。

最近になって、ブログデータのバックアップを全く取っていなかったことに気付いて、慌てて定期バックアップを取ることにした。

当ブログは「さくらレンタルサーバー」にインストールしたWordPressで運用しているのだが、調べてみると「さくらのレンタルサーバー」では「SnapUP」という便利なツールを利用することができたので、今回はこれを利用してバックアップを取ることにしてみた。

SnapUPで定期バックアップを取る方法

まず、「さくらのレンタルサーバー」コントロールパネルにログインする。

ログイン後、サイドメニューから「Webサイト/データ」→「バックアップ」へ移動する。

リンククリック後、ページ上部にSnapUPの紹介があるので「SnapUp」のリンクボタンを押す。

すると別タブでSnapUPの管理画面が開くので、利用中のサーバーを選択する。

サーバー選択後、次の画面左上に「サイトを追加する」というボタンがあるのでクリックし、表れたポップアップ内で必要事項を入力する。

サイト名は任意、WordPressサイトの場合はサイトタイプを「WordPress」とする。

サイトタイプで「WordPress」が選択されていると、「WPパスを選択」欄に候補となるパスが自動で表示されるので、パスに誤りがなければ出てきた候補を選択してサイトを追加する。

サイトを追加したら、次のページの画面下部に以下のような「スケジュール設定」ボタンが表示されるので、ここから定期バックアップのスケジュール設定をおこなう。

以下は毎日深夜にバックアップを取得する例。

SnapUPではバックアップをスナップショットと呼び、サーバー内の全てのファイルおよびDBまでを一つの単位とし、まとめてバックアップを取ってくれる。

なお、スナップショットは最大8世代までしか保存されず、それ以前の古いスナップショットについては自動で削除される仕様となっている。

スナップショットからのサイト復旧について

もしサーバーやDBに不具合が生じサイトに問題が発生した場合は、この管理画面からボタン一つでファイルやDB丸ごと以前のバージョンに復旧することができる。

特に難しい設定も必要なく、復旧の手順も簡単なので、「さくらのレンタルサーバー」を利用しているブロガーにはおすすめのツールだ。