職場の自社サイトで数年前から様々なアクセス解析ツールを使ってきた。
GoogleAnalyticsはもちろん、PTEngineなどのヒートマップツールなどは大方試してみた。
その中で飛び抜けてユーザー行動の分析に秀でているツール「LogRocket」を紹介しよう。
コンテンツ
LogRocketとは
まずは導入後の管理画面から見てもらおう。
![](https://i0.wp.com/chusotsu-program.com/wp-content/uploads/2019/06/f269c85dd1996894ea1c43e8df70a20f.jpg?resize=1024%2C750&ssl=1)
アクセスしてきたユーザーがブラウザ上でどのような動きをしたのか、左下のウィンドウで動画として確認することができる。
画面のスクロールや、マウスカーソルの移動など、ユーザーが見ている画面をそのままに記録することができるのだ。
これほど分かりやすい分析ツールは他にないだろう。
では早速導入方法を紹介しよう。
サインアップ
LogRocketのサイトへアクセスし、まずはユーザー登録を行う。
![](https://i0.wp.com/chusotsu-program.com/wp-content/uploads/2019/06/d2eeb70ad887703765bd5cc0b0e65242.jpg?resize=1024%2C496&ssl=1)
Get Started Freeボタンをクリックしてメールアドレス、パスワードを入力し登録を行う。
プロジェクトの作成
![](https://i0.wp.com/chusotsu-program.com/wp-content/uploads/2019/06/c7d1526f8760dae49de3829d17532ef9.jpg?resize=1024%2C581&ssl=1)
任意のプロジェクト名を入力する。
プロジェクトには複数名のメンバーを招待し、管理画面を共有することもできる。
タグの設置
![](https://i0.wp.com/chusotsu-program.com/wp-content/uploads/2019/06/396d6d5515c27d9730f4332c4d592711-1.jpg?resize=1024%2C477&ssl=1)
プロジェクトを作成すると上記の画面が表示される。
SCRIPT TAGと表示されているタブを選択すると、Javascriptタグが表示されるので、この2行のコードをサイト内全ページの<head>タグ内に貼り付けよう。
※GoogleTagManagerやWordPressなどのCMSを使っていれば、タグの設置は簡単なはずだ。
![](https://i0.wp.com/chusotsu-program.com/wp-content/uploads/2019/06/69b592a0c0efa54bfe33b98097d82516.jpg?resize=1024%2C391&ssl=1)
コードを貼り付けてサーバーにアップしたら、GO TO DASHBOARDボタンを押して管理画面へ移動する。
管理画面
サイトにアクセスがないうちは何も表示されないので、一度自分でサイトにアクセスし、画面をスクロールしたりページ遷移を行ったりと、何かアクションを起こしてみよう。
その後しばらくして管理画面を確認すると、自分のアクセスログが見れるようになる。
![](https://i0.wp.com/chusotsu-program.com/wp-content/uploads/2019/06/f2d7a46b9bc931eda4e35b2757f69d5d.jpg?resize=1024%2C412&ssl=1)
上記の一覧画面ではアクセスした日時、滞在時間、OS、ブラウザの種類などが分かる。
また、詳細画面では遷移したページ、OSやブラウザのバージョン情報、画面サイズ、Javascriptのエラーまで表示される。
![](https://i0.wp.com/chusotsu-program.com/wp-content/uploads/2019/06/f269c85dd1996894ea1c43e8df70a20f.jpg?resize=1024%2C750&ssl=1)
従来のヒートマップツールでは大まかな分析を行うのに適しているが、より細かなユーザー行動の分析には今回紹介したLogRocketに一日の長があるだろう。
状況に応じてツールを使い分けていければ効果的な分析ができるに違いない。