先日、10万円程する電動自転車を購入する予算を確保するために、クラウドソーシングサービスのランサーズに登録した結果、登録後1週間程でいくつかの案件を受注して副収入を得ることができた。

今回は実際にランサーズの案件をこなしてみて感じたメリット、デメリットについて紹介する。

ランサーズで仕事を受けるメリット

案件は山のように溢れている

実際に登録して仕事を探してみると、案件の数は想像以上に溢れていた。

案件はWebサイトの制作や、システム開発、デザイン、ライティングなど数多くのジャンルが用意されており、常時新着案件が追加されていた。

そのため案件を選ばないのであれば、経験が浅くても受注自体は割と簡単にできるはずだ。

依頼者の過去の実績が見れるので安心できる

依頼者のこれまでの評価や、過去の発注実績と案件の内容について、ページ上で遡って確認できるため、安心して依頼者からの仕事を受けることができる。

レビューを見ていると、稀に対応の悪い依頼者もいるようだが、俺の場合は依頼者のレビューを吟味した上で案件を選定していたので、どの案件でもスムーズに気持ちよく取引することができた。

スキルアップに繋がる

依頼者の繋がりで、とあるエンジニアをご紹介いただいたのだが、自分よりスキルの高い人と関わりながら仕事をすることで、今までになかった知識を得ることができた。

また、自分が井の中の蛙であることを再認識し、これまで以上に勉強に対するモチベーションを上げることにもつながった。

ランサーズで仕事を受けて感じたデメリット

単価の安い案件が多い

全体を見ると総じて単価の安い案件が多く見られた。

中にはエンジニアを馬鹿にしたような金額で募集をかけている案件も見られたが、それでも受注に向けて提案をおこなうランサーもいた。

ランサーズに限らずクラウドソーシングでは、長い間このような低単価での取引が繰り返され、段々と相場の金額が下がってきたのだろう。

募集時の依頼内容と実際の仕様が大きく違うことがある

実際に受けた案件であったことなのだが、募集要項に記載のあった依頼内容と、実際に受注してエンドクライアントから聞いた仕様が大幅に異なることがあった。

結果、当初の見積りより大きく作業時間を取られたのだが、こちらの確認不足でもあったので、再見積りをせずにそのまま納品まで完遂することにした。

案件仕様については、提案時になるべく細かいところまでヒアリングしておくことをおすすめする。

プライベートの時間も仕事のことで頭が一杯になる

本業以外のプライベートの時間で、数件の案件をこなしてきたのだが、納期の緩い仕事でも納品が完了するまでは落ち着く暇がなかった。

実際に作業している時間はもちろん、確認などのチャット対応も休日におこなったりと、仕事なので当然のことではあるがプライベートの時間を大幅に削ることになった。

まとめ

今回、短期で数件の案件をこなして報酬を得ることができたが、家族との時間を大幅に削ることになった。

お金も大事だが、実際ランサーズで副業をして思ったのは、家族との時間が何よりもかけがえのないものだということ。

休日も書斎でパソコンに向かってばかりだったので、子どもたちを遊びに連れて行くこともできず寂しい思いをさせてしまった。

今後しばらくはランサーズでの受注を辞め、貴重な家族との時間を大事にしていこうと思う。