前回の記事で、ネットワークにおけるOSI基本参照モデルについて紹介した。

今回は、このOSI基本参照モデルの各階層に対応する、ネットワーク接続装置をまとめていく。

リピータ(物理層 ※第1層)

リピータは物理層に対応する装置で、電気信号を増幅・整形する装置だ。

電気信号は、伝送経路が長ければ長いほど信号が弱くなり減衰していく。
これにより電気信号に歪みが生じ、正常に受信処理ができなくなったりすることもあるので、LANケーブルの延長時などに、リピータは必ず利用されていた。

現在では、リピータハブ(L1スイッチ)が一般的で、増幅・整形した電気信号を複数の回線に中継することができる。

ブリッジ(データリンク層 ※第2層)

ブリッジは、MACアドレスに基づき通信を中継するかどうかを決める装置。

ブリッジの機能で複数の回線に中継するL2スイッチがよく使われている。

L2スイッチは、リピータ機能に加えて、アドレス学習機能とフィルタリング機能を備えており、送信元MACアドレスをアドレステーブルに学習し、宛先MACアドレスがアドレステーブルにある場合にそのポートへデータを送信する。

ルーター(ネットワーク層 ※第3層)

ルーターはIPアドレスに基づき、通信の中継先を決める。
中継先はルーティングテーブルによって決められ、この動作をルーティングという。

ゲートウェイ(第4〜7層)

第4層のトランスポート層以上でデータを中継する必要がある場合にゲートウェイが使われる。

PCの代理として、インターネットにパケットを中継するプロキシサーバーや、電話の音声をデジタルデータとして変換し送信するVoIPゲートウェイなどが該当する。