Macの無料アプリ「Karabiner-Elements」を使って、カーソル移動を人気エディタ「Vim」風にする方法を紹介する。
デフォルトのカーソル移動について
俺の環境(Macbook Pro 13-inch, 2018)のキーボードでは、カーソル移動を行う十字キーが右下に配置されており、いちいちホームポジションから右手を離してカーソル移動を行わなくてはならなかった。
これをもっと便利にするべく、調べたところ「Karabiner-Elements」というアプリを利用しているユーザーが多いことが分かった。
Karabiner-Elementsのインストール
Karabiner-ElementsはMac専用のキーボードユーティリティで、キーの入力動作を自分好みに自由にカスタマイズすることができる。
まずは以下のオフィシャルサイトからアプリをダウンロードする。
ルールの追加
インストールが完了したら、アプリを起動後「Complex modifications」を選択し、左下・赤枠部分の「Add rule」を押す。
※俺の環境ではすでに「Vi Mode」というルールが設定されているが、こいつをこれから追加する。
すると以下の画面が立ち上がるので、「Import more rules from the Internet」を押す。
すると、ブラウザで以下のページが自動的に立ち上がる。
ページ上部の検索ボックスに「vi mode」と入力し、検索をかけると関連のルールが一覧表示される。
以下の赤枠で囲んだルールをインポートしよう。
すると、Karabiner-Elementsにルールが追加されるので、最後に有効化(Enable)すれば設定は完了だ。
これでテキストエディタだけでなく、ブラウザやメールでもVimのようにホームポジションから手を移動させることなくカーソル移動を行うことができるようになる。
左へ移動 | ^ + H |
右へ移動 | ^ + L |
上へ移動 | ^ + K |
下へ移動 | ^ + J |
※Shiftキーを押しながら上記のカーソル移動を行えば範囲選択も可能だ。