今回はDockerのUbuntuイメージでコンテナを起動し、SSHでコンテナの中にログインするところまでやってみる。
Ubuntuにログイン
ターミナルで以下のコマンドを実行すると、コンテナにログインすることができる。
docker run -it ubuntu /bin/bash
ここでコマンドのオプションについて少し解説しておこう。
オプションの「-it」は「-i -t」の略で、二つのオプションを指定している。
まず「-i」は標準入力を表すもので、起動したUbuntuでキー入力を受け付けられるようにするために必要なオプションだ。
次に「-t」オプション。これは疑似端末を表すもので、コンテナからの出力をホスト側で受けるために必要なオプションだ。
最後の「/bin/bash」はUbuntuイメージのデフォルトコマンドなので省略可能だが、他のDockerイメージでは必要になる場合がある。
Ubuntuのバージョンを確認してみる
ログインしたら、以下のコマンドを実行してみる。
cat /etc/lsb-release
Ubuntuのバージョン情報が返ってくればOK。
このように、Ubuntu内で様々なLinuxコマンドを実行することができる。
コンテナの終了
ログインしたUbuntuから抜ける場合は、「control + D」を押すとログアウトしコンテナも終了される。
なお、ログイン時に作成したファイルも削除される。