pandasデータフレームのインデックスを再設定する場合、真っ先に思いつくのがreset_indexメソッドだ。
データフレームを編集し不要な行などを削除していく中で、インデックスが飛びとびになってしまうことはよくあるはずだ。
このようなデータフレームのインデックスを再設定する場合、以下のようにreset_indexメソッドを使う。
df.reset_index(drop=True, inplace=True)
オプションの「drop=True」はインデックスの上書き(再設定)、「inplace=True」は元のオブジェクトに更新を適用するという意味だ。
ただしreset_indexを使うとインデックスの初期値は「0」になる。
今回は初期値を「1」として、1から始まるインデックスを振り直す方法を紹介する。
NumPyを使ってインデックスを振り直す
シンプルな考え方だが、NumPyのarangeメソッドを使う。
import numpy as np
df.index = np.arange(1, len(df)+1)
これで1から始まるインデックスを振り直すことができる。