EC-CUBEやWordPressなどのCMSで懸念される問題の一つが、管理画面への不正アクセスによる機密情報漏えいのリスクだ。

今回はEC-CUBE3について、不正アクセスのリスクを軽減させるセキュリティ対策を紹介する。

基本のキ ログインID・パスワードの強化

これは言わずもがなであるが、ログインID・パスワードは推測の困難な強固なものに設定する。

「パスワード生成ツール」などを利用すると良い。

管理画面URLの変更

EC-CUBE3の管理画面URLはデフォルトだと「admin」となっている。

デフォルトURLは攻撃者から容易に推測されてしまうので、変更しておくことをおすすめする。

管理画面URLは以下のファイルを修正するだけで変更することができる。

/app/config/eccube/path.yml

admin_route: admin
↓
admin_route: ※推測されにくいURLに変更

ベーシック認証をかける

さらにガードを固めるのであれば、変更した管理画面URLにベーシック認証をかけておく。

ここまでやっておけば、不正アクセス対策としては十分と言えるだろう。