Node.js環境において、以下のコマンドでローカルサーバーを起動することができる。

$ npm run dev

ただ、先日使った開発環境で起動コマンドを実行したところ下記のエラーが発生した。

ready – started server on 0.0.0.0:3000, url: http://localhost:3000
error – Failed to load next.config.js, see more info here https://nextjs.org/docs/messages/next-config-error

今回はこのエラーの原因と解決法を紹介する。

エラーの原因

まず、エラーの原因については調べたらすぐに分かった。

Node.jsのバージョンが古いことが原因だった。

当初、Node.jsのバージョンはv12.16.2だったので、最新の安定版にバージョンアップする。

nodebrewを使ってNode.jsのバージョンを上げる

nodebrewはNode.jsのバージョン管理ツールで、今回はこれを使ってバージョンアップをおこなっていく。

まず、現在インストールされているバージョンを確認する。

$ nodebrew ls
v11.14.0
v12.16.2

current: v12.16.2

次に最新の安定版をインストール。

$ nodebrew install-binary stable

もう一度インストールされているバージョンを確認。

$ nodebrew ls
v11.14.0
v12.16.2
v16.13.0

current: v12.16.2

最後に使用するバージョンの切り替えをおこなう。

$ nodebrew use v16.13.0

バージョン確認をおこなうと、切り替えがおこなわれていることが確認できる。

$ node -v
v16.13.0

バージョンアップ完了後、再度npm run devを実行するとエラーは解消され、ローカルサーバーが立ち上がるはずだ。