先日、会社サーバーへCentOS7をインストールをするためのディスクイメージを作成しようと、CentOSのダウンロードサイトからISOファイルを取得しようとしたのだが、ISOファイルには様々な種類があり、どれをダウンロードして良いのか分からなかった。

■ダウンロードサイト
https://ftp.riken.jp/Linux/centos/7.9.2009/isos/x86_64/

この中で、まず推奨されていた64-DVD-2009.isoをダウンロードし、空のDVDに書き込もうとしたのだがエラーが発生しディスクイメージを作成できなかった。

次に試したのが64-Minimal-2009.isoで、こちらは問題なくDVDに書き込むことができた。

こうして出来上がったインストール用のディスクイメージはCentOS7のMinimal版なのだが、果たしてこれでサーバーとして問題なく使えるか不安になったので、DVD版とMinimal版にどのような違いがあるのか調べてみた。

DVDとMinimalの違い

DVDは、OSインストール時に使用する機能を選ぶことで、適切なパッケージを自動でインストールしてくれるようだ。
初期設定が簡単なので多くのユーザーに推奨される。

Minimalは、必要最小限のパッケージだけをインストールしてくれるISOイメージで、インストール後にyumコマンドなどを使って自分でパッケージをインストールする必要がある。

結論として、VPSなどを借りてコマンドラインを使って自分でサーバー構築の経験がある人なら、Minimalでも十分だろう。