先日、FileZillaで転送した一部の画像ファイルが、ブラウザで見ると以下のように破損していることがあった。

どうやらこれはFTPの転送モードが原因のようだ。

まず、FTPの転送方法にはHTMLファイルなどのテキストファイルをアップするアスキーモードと、画像などをアップするバイナリモードの二つのモードが存在する。

FileZillaではデフォルトで、アップするファイルの種類によって自動で転送モードを変更してくれる設定になっているのだが、この設定だとたまに転送に失敗しファイルが破損してしまうことがあるようだ。

結論から言うと、この問題を解消するには転送モードを「バイナリモード」に固定しておくと良い。

ひと昔前までは、改行コードの問題でファイルによってアスキーモードが使用されることがあったそうだが、今ではエディタの進歩により基本どのファイルもバイナリモード固定で問題ないらしい。

FTPソフトによって初期設定が違うと思うが、転送後にファイル破損が見受けられた場合は一度この転送モードを見直してみると良いだろう。