Swiftには開始値から終了値までの範囲を指定することのできるレンジ演算子というものがある。
まずは基本の書式を見ていこう。
// 終了値を含まない
start ..< end
// 終了値を含む
start ... end
レンジ演算子の使用例
範囲内に任意の値が存在するかを確認する
contains関数を使うことで、任意の値が範囲内に含まれているかをチェックすることができ、存在すればtrueを、しなければfalseを返す。
let rangeInt = -5..<5
print(rangeInt.contains(3))
print(rangeInt.contains(-5))
print(rangeInt.contains(5))
let rangeDouble = 0.0...1.0
print(rangeDouble.contains(0.1))
print(rangeDouble.contains(1.0))
print(rangeDouble.contains(1.5))
// 出力結果
true
true
false
true
true
false
繰り返し処理でレンジ演算子を利用する
次は、for-in文を使ったループ処理でレンジ演算子の利用例を見ていこう。
for-in文では0以上の整数範囲をレンジ演算子で指定することができる。
for i in (1..<5) {
print(i)
}
// 出力結果
1
2
3
4
上記の例で5回繰り返し処理をおこなう場合は、レンジ演算子を以下のとおり変更すれば良い。
for i in (1...5) {
print(i)
}