PHP5.4以上のバージョンでは、今回紹介するビルトインウェブサーバーを起動し、XAMPPやMAMPなどのパッケージをダウンロード・インストールすることなく、PHPの実行環境をサクッと構築することができる。
ビルトインウェブサーバーとは
ターミナルで実行するコマンド一発で、カレントディレクトリをルートとした仮想ウェブサーバーを起動することができる。
ただし、MAMPなどと違いDBやhtaccessを使うことはできないので注意が必要だ。
起動コマンド
PHPプログラムの置かれたディレクトリで以下のコマンドを実行すると、ビルトインウェブサーバーが起動する。
php -S localhost:8000
起動後、ブラウザで「localhost:8000」にアクセスしてみよう。
ディレクトリ内にindex.phpファイルが存在すれば、ブラウザでコードの実行結果が確認できるはずだ。
終了コマンド
サーバーの停止は「control + C」だ。
これで実行中のプロセスを終了することができる。