当ブログは2019年5月23日に開設し、6月1日にAmazonアソシエイト、6月4日にGoogleアドセンスへ申請を出した。
1度目の申請はどちらも不承認に終わった。
その後ある対策をして今回2度目の申請を行い、どちらも承認されることになった。
その有力な対策法を紹介しよう。
コンテンツ
1度目の申請はどちらも不承認に終わる
初回申請時の投稿記事数は30記事を超えており、文章はすべてオリジナル。
レスポンシブデザインでスマホ対応もバッチリ。
1記事あたりの文字数も平均1000文字以上だった。
その他ネットで調べた情報をもとに、問い合わせフォーム設置、プライバシーポリシーページも設置し、万全の準備を整えて申請を出した。
申請後、Amazonからは翌日朝に不承認のメールが、Googleは3日以上連絡が来なかったので公式のフォームから問い合わせ、その翌日に不承認のメールが届いた。
Amazonからのメールには不承認の理由として8つの項目のいずれかに該当すると記載があったが、俺のブログの場合は以下の項目が該当していたのだろう。
Webサイトが未完成または作成したばかりであるため審査が行えない場合
サイト開設後、まだ1週間程度しか経っていなかったのでまぁ仕方がない。
Googleアドセンスの方は、管理画面を確認すると次のように指摘があった。
価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)について
さて、この理由について不承認を喰らった当初は以前の記事のとおり考察していた。
しかし、その後も納得がいかずによくよく調べていると思い当たる節があった。
「コンテンツが複製されている」とは?
全記事オリジナルの文章を書いているので、当然重複などある訳がない。
ただ、Googleから判断されたということは、何かしらの原因があるはずだ。
調べてみた。
Googleにインデックスされたページを確認
Googleの検索ボックスで「site:ドメイン名」と検索すると、指定したサイトでインデックスされているページの一覧を取得できる。
一覧を確認していると、以下のような無駄ページまでインデックスされていた。
記事一覧ページのページ割りだ。
実際、これらのページは記事のリンクが10記事ごとに並んでいるだけで、コンテンツとしての質は無いに等しい。
あくまで推察だが、これらがGoogleの言うところの「コンテンツが複製されている」に該当するのではないだろうか?
また、恥ずかしながらタイプミスで「CONTACT」を「CONTACK」と間違えて問い合わせページを公開してしまい、そのままインデックスされてしまっていたので、その後ページのタイトル・URLともに修正したものの、この「CONTACK」ページのインデックスが404エラーとして残されていたのも原因の一つだろう。
インデックスされている不要なページをnoindex指定
本来、不要なページについては単純にページを削除してしまえば簡単な話なのだが、ページ割りなどはブログの構造上どうしても必要になる。
しかしインデックスはして欲しくない。
そこで不要なページにnoindexタグを追加することにした。
<meta name="robots" content="noindex" />
この作業は、WordPressの場合「All in One SEO」プラグインを利用するのが簡単だ。
俺の場合、カテゴリーやタグページにもnoindex指定を行った。
また、メディア(画像)も無駄にインデックスされるようなので、こちらにもチェックを入れておいた。
とにかく質の無いページには一括してnoindexするのが良いだろう。
sitemap.xmlの編集
不要ページにnoindexタグを追加しても、更新されたページをクローラーが訪れてくれないと、なかなかインデックスは更新されない。
放っておけばインデックスはいずれ更新されるはずだが、早くアドセンスに合格したかったので、クローラーの巡回を催促させるためsitemap.xmlの更新も行った。
これもWordPressの「XML Sitemap」プラグインで対応した。
先ほどの手順で調べた不要なインデックスページをリストアップし、片っ端から追加した。
SearchConsoleから再インデックスをリクエスト
最後にGoogle Search Consoleの「URL検査」から再インデックスをリクエストした。
その後も約1週間毎日記事を投稿
ここまで修正を行い、あとはもう少しブログ開設からの期間を設けるため、2回目の申請まで約1週間の間を開けた。
その間も一日最低1記事の更新は怠らないように気をつけた。
2回目の申請で晴れて合格
そして、Amazonアソシエイト、Googleアドセンス、どちらも2回目の申請を行い、6月13日にAmazon、6月14日にGoogleから合格の通知をいただいた。
この時点でのトータル記事数は49記事。文字数は1記事につき1000文字以上。
ブログ開設から24日が経過していた。
最近になってアドセンスの審査が厳しくなったと言われているが、基本に忠実に真面目に記事を書いていれば、審査に通るのは特別難しいことではない。
もし今回のインデックス周りの問題を解消したことで審査に通ることができたのであれば、これまでWeb業界で経験してきたSEOの知識がかなり活きたと思う。
この記事を読んで思い当たる節のある方がいれば、参考になるかと思うので一度お試しいただきたい有力な対策だ。