先日、Vagrantで仮想環境を構築しようとCentOS7のboxファイルを入手してきた。
コマンドラインで作業していると、Viエディタのモード表示部分や、エラーメッセージなど、ところどころに見慣れない言語が現れたので、よくよく調べてみるとどうやらデフォルトの言語設定がドイツ語になっているようだ。
今回はこれを日本語化する方法について紹介する。
現在の言語設定を確認
設定値が「de」となっているのが問題のようだ。
locale status # 結果 System Locale: LANG=de_DE.UTF-8 VC Keymap: de X11 Layout: de
日本語が使えるか確認する
下記のコマンドで「ja」を含むリストが表示されればOK。
localectl list-locales | grep ja # 結果 ja_JP ja_JP.eucjp ja_JP.ujis ja_JP.utf8 japanese japanese.euc
UTF-8の日本語に設定
localectl set-locale LANG=ja_JP.utf8
これで「System Locale」は日本語化できた。
次に「Keymap」の設定を行う。
localectl set-keymap jp106
ここまで出来たら設定内容を確認しよう。
localectl status # 結果 System Locale: LANG=ja_JP.utf8 VC Keymap: jp106 X11 Layout: jp X11 Model: jp106 X11 Options: terminate:ctrl_alt_bksp
最後にexitコマンドでSSHから切断し、「vagrant reload」で設定を反映すればOK。