SQLを使って分析をおこなっていると、似たようなSELECT文を何度も何度もコピペして使ったりすることが多い。

しかし冗長的なクエリはコードが見づらくなるし、コピペ作業も面倒なので、そのような時はよく使うSELECT文をビューとして定義してやると便利だ。

ビューの作り方

CREATE VIEW文でビューを作成することができる。

CREATE VIEW view_name as
SELECT ...
;

2行目以降は通常のSELECT文を書けばOK。

これでview_nameという名前のビューが作成され、以降「FROM view_name」と書くだけでビューで定義したSELECT文の結果を使うことができる。

なお、作成したビューは一見テーブルのように見えるが、実際はビューが呼ばれるたびにSELECT文を実行しその結果を返している。

そのため、ビューを使うことでコードは短く簡潔になるが、クエリの実行速度は全く変わらない。

また一方で、ビュー内で使用されているテーブルに更新があった場合、その更新が自動で反映されるという利点もある。