これまで何度かLinux上にインストールしたPostgreSQLの初期設定を行ってきたが、毎回ユーザーの追加やデータベースの作成のやり方を忘れてしまうので、備忘録としてまとめておく。
コンテンツ
環境
OS | CentOS 7 |
DB | PostgreSQL 9.6 |
PostgreSQLはyumでインストールし、サービスは既に起動しているという前提で話を進めていく。
postgresユーザーへ切替
Linuxユーザーから、postgresユーザーへ切り替える。
su - postgres
パスワードを設定
次にpsqlコマンドでPostgreSQLのシェルにログインし、postgresユーザーのパスワードを設定する。
# シェルにログイン
psql
# パスワード設定
alter role postgres password 'password';
ユーザーを追加
新規ユーザーを追加する場合は一度シェルからログアウトし、ユーザー追加コマンドを実行する。
# ログアウト
\q
# ユーザー追加
createuser -P newuser
以下のコマンドを実行して正しく追加されているか確認しよう。
psql -c 'select usename from pg_user;'
usename
--------------
postgres
newuser
(2 rows)
リストに表示されればOK。
追加したユーザー用のデータベースを作成する
次は新規追加したユーザー(newuser)専用のデータベースを作成してみる。
シェルにログインし、以下のコマンドを実行する。
# ログイン
psql
# データベース作成
create database new_db owner newuser;
# データベース一覧確認コマンド
\l
一覧にnew_dbが表示されるはずだ。