先日、とあるPDF書類をPhotoshopで作成したのだが、Photoshopの「別名で保存」からファイル形式を「Photoshop PDF」に指定しそのまま保存すると、40MBを超えるサイズの使い物にならないPDFファイルが出来上がった。
このファイルは最終的にWebにアップし、ダウンロード・閲覧できるようにするつもりなので、ファイルサイズはせいぜい数百KB程度まで落としておきたいところ。
今回はPhotoshopを使ってPDFファイルを作成・保存するときの注意事項をまとめてみた。
レイヤーを結合し一つにまとめる
まず、編集中のレイヤーをグループにまとめて複製する。
次に片方のグループを「編集用」として残し非表示にし、もう片方のグループを右クリックし「表示レイヤーを結合」を選択しレイヤーを結合する。
![](https://i0.wp.com/chusotsu-program.com/wp-content/uploads/2020/07/6cba9292136d6c4b1fce8a8f6689764b.jpg?resize=728%2C590&ssl=1)
デフォルトで入っているチェックを外す
ファイルの保存時、以下のようなダイアログが現れる。
![](https://i0.wp.com/chusotsu-program.com/wp-content/uploads/2020/07/52cc363f89a4dd516be3059dc81843a2.jpg?resize=1024%2C441&ssl=1)
デフォルトでいくつかの項目にチェックが入っているのだが、閲覧のみを目的としたPDFでは使わない機能ばかりなので、不要な項目のチェックを外す。
![](https://i0.wp.com/chusotsu-program.com/wp-content/uploads/2020/07/18d7ef5387561181def29a26985da7c1.jpg?resize=1024%2C428&ssl=1)
保存ボタンを押すと、出力についての詳細設定ダイアログが現れる。
「Photoshop 編集機能を保持」は不要なのでチェックを外す。
![](https://i0.wp.com/chusotsu-program.com/wp-content/uploads/2020/07/a656f0d8c12f560e6496803893240406.jpg?resize=1024%2C555&ssl=1)
さらに「圧縮」の「画質」項目を任意の設定値(今回は低にした)に変更する。
![](https://i0.wp.com/chusotsu-program.com/wp-content/uploads/2020/07/de0b79bf612da77f80cb861fec37d13a.jpg?resize=1024%2C485&ssl=1)
ここまで設定を行なった上で保存を進める。
結果、もともと40MB以上あったファイルを、なんと100分の一の400KB台まで落とすことができた。