Linuxでディレクトリを作成するmkdirコマンドについて、以下の例でdirAが存在しないところにdirBを作成する際、ただmkdirコマンドを実行するだけではエラーが発生する。

mkdir /dirA/dirB
mkdir: cannot create directory '/dirA': No such file or directory

「dirAが存在しません」というエラーだ。

mkdirコマンドには、このエラーを回避して一発で複数階層のディレクトリを作成するオプションがある。

-pオプション

例えば「/dirA/dirB/dirC/dirD」と続く、深い階層のディレクトリを作成する場合、このオプションを知らないと一つずつmkdirコマンドでディレクトリを用意していくことになるが、-pオプションを使うことで一発で作成することができる。

mkdir -p /dirA/dirB/dirC/dirD