先日、会社のLinuxにMariaDB環境を構築したので、その時おこなった初期設定の手順を備忘録としてまとめておく。

MariaDBのインストール

yum update
yum install -y mariadb mariadb-server

まず、上記コマンドでインストールした後、サービスの起動と、システム再起動時の自動起動設定をおこなう。

systemctl start mariadb
systemctl enable mariadb

MariaDBの初期設定

MariaDBの初期設定は、以下のコマンドで簡単におこなうことができる。

mysql_secure_installation

コマンドを実行すると対話式で設定をおこなうことになるので、以下を参考に入力していく。

  1. 現在のパスワードを入力 → 初期段階では無いのでEnter
  2. rootパスワードを設定するか → Enter
  3. 新しいrootパスワードの入力 → パスワードを入力
  4. パスワードの確認 → もう一度パスワードを入力
  5. 以降は全てEnter

文字コードをUTF-8に設定する

MySQLで日本語を扱う場合、文字コードをutf8mb4に設定することが推奨されているので、設定ファイルを編集する。

vim /etc/my.cnf.d/server.conf

[mariadb]
character-set-server = utf8mb4 #追記



vim /etc/my.cnf.d/client.conf

[client-mariadb]
default-character-set = utf8mb4 #追記

設定を反映するためにMariaDBを再起動して完了。

systemctl restart mariadb