昨年12月に新しいMacbookProを購入した。

ある程度ハイスペックのモデルを買ったので、動作的に大きな不満もなく快適に使えている。

ただ一つ、非常にストレスの溜まる問題がある。

タイピングをしていると、ある特定のキーが連打されてしまうのだ。

例えば「test」とタイプする際、「testt」となったり、日本語の場合だと「テスっと」のようになってしまうのだ。

この問題は新しいモデルのMacbookに共通している問題のようで、Appleも公式に認めており、修理サポートも行われている。

ちなみに俺のマシンは「MacBook Pro 13-inch, 2018」TouchBar搭載モデルだ。

修理に出すと短期とはいえ手元を離れることになるので、何とか他の手段で直せないかと調べたところ「Unshaky」というアプリに辿り着いた。

Unshakyとは

Githubからダウンロードすることができるアプリで、任意のキーに対して待機時間を設定することができる。
これにより、あるキーを押したあと、設定した待機時間の間、同じキーの入力を受け付けないようにし、バタフライキーボードの問題である反復入力を解消するのだ。

Unshakyのダウンロードとインストール

以下のページにアクセスし、最新バージョンのzipファイルをダウンロードする。

https://github.com/aahung/Unshaky/releases

ダウンロードが完了したら、appファイルをアプリケーションフォルダへ移動させ、アプリを起動する。

そうすると「アクセシビリティ」に関するダイアログが表示されるので、システム環境設定から以下のとおりUnshakyを追加する。

ここまで手順どおりに行えばアプリを使えるようになるはずだ。
※Macのログイン時に自動起動させる設定も合わせて行っておくことをおすすめする。

Unshakyの設定

さて、アプリが使えるようになったら以下のとおり設定画面を開く。

設定画面は「キー : 待機時間」の構成となっている。

ここに任意の設定を組み込めば設定は完了だ。

Unshakyの使い心地

アプリをインストールする前に比べると大分2重入力の問題は少なくなった。

しかし、バタフライキーボードのもう一つの問題として、たまにキーを押しても反応しないことがあるので、まだまだ完璧とは言えない。

とは言え、とりあえず一番ひどかった2重入力がある程度解消されたので、とりあえず満足といったところ。