先日構築したサーバーが正しく起動しないことがあり、レスキューモードで起動した後、起動時のログを確認することがあった。

その時に使ったコマンドのメモ。

起動時のログを確認するコマンド

以下のコマンドを叩くことで、OS起動時のログを確認することができる。

journalctl -xb

journalctlは、ログ管理の仕組み「journald」により収集された入出力メッセージや各種ログなどを検索・閲覧するコマンド。

今回使った「-xb」オプションについて、まず「x」は詳細情報を表示する際に使うもので、「b」は起動時からのログを表示することができる。

「-xb」の後に何も指定しないと最新の起動時からのログを表示するが、以下のようにパラメータを渡すことで、古い起動ログを確認することもできる。

# 一番古い起動ログ
journalctl -xb 1

# 最新から二つ前の起動ログ
journalctl -xb -2