本番環境とは別のVPSや、Vagrant仮想環境に、しばしばEC-CUBE(3.0.14)をインストールすることがあるのだが、毎度必要なPHPの拡張モジュールを調べながらインストールするのが面倒くさいので、最低限の動作に必要な拡張モジュールインストールコマンドをまとめておく。

【決定版 】インストールコマンド

まずは結論から。

yum install php php-cli php-common php-devel php-gd php-json php-mbstring php-mysqlnd php-pdo php-pear php-pecl-zip php-pecl-apcu php-pecl-apcu-bc php-pgsql php-process php-xml php-mcypt php-symfony-class-loader php-symfony-common

mysqlndとpgsqlを含んでいるので、MySQLとPostgreSQL、どちらのデータベースでも対応できるはずだ。

インストール時の注意点

PHPのバージョンは7.1以下を推奨する。

一度、7.3の環境にEC-CUBE3.0.14をインストールしたのだが、count関数まわりのWarningが発生したので、PHPのバージョンを7.1に戻したら正常に動作するようになった。

7.3から7.1へのバージョンダウンの手順については以下の記事にまとめてある。

バージョンを指定してPHPをインストールする場合は、上記記事に記載のあるとおり、remiのリポジトリファイルを編集する必要がある。