当ブログのタイトルにも記載のとおり、俺の学歴は「中卒」だ。
勉強は決して楽しいものでは無かったが、高校に進学できる学力が決して無かった訳ではない。
にも関わらずなぜ「中卒」という道を選んだのか?
これについては、これまで書いてきた記事に詳しく載せているので興味があれば読んでみてくれ。
ここでは俺が社会に出て約10年間、中卒で得したこと・損したことをまとめてみようと思う。
まずは順番が前後するが損したことから紹介しよう。
コンテンツ
中卒で損したこと
就職・転職先の選択肢が圧倒的に狭まる
まず大きなデメリットとして挙げられるのが就職・転職時の選択肢が圧倒的に狭まるということだ。
俺の場合、割と学歴が影響されにくいIT系の職種で転職活動を行っていたが、それでも「高卒以上」というフィルタリングに弾かれることが多く、応募できる企業はかなり限定された。
学歴社会であることが多い、大手企業への入社を狙う方は必ず高校・大学へ進学することをおすすめする。
初任給に影響することがある(らしい)
俺の場合、これまで3つの会社に勤めてきたが、この全てにおいて学歴が給与に直接影響することは無かった。
しかし会社によっては、学歴によって初任給が変わることも多々あるらしいので注意しよう。
「高校のとき~」という話題についていけない
高校時代がよっぽど楽しかったのだろう。
たまに高校の時の話題をしきりに持ち出す人がいるが、そんな輪の中に入ると全く話題についていけず、終始微笑を浮かべながら立ち尽くす羽目になる。
「高校はどこ?」に対し事情を説明するのが面倒くさい
そんなに人の出身校が気になるか?
日常会話の中でたまにこの質問に出くわすことがある。
「高校行ってないんすよー」
これで済むなら楽だが、学歴社会の日本では「なんかややこしい奴なんだろう」というレッテルを貼られる。
「囲碁棋士を目指すため・・・」と全てを話し出すと長くなる。
どうせ相手も軽く聞いただけで、そこまで俺に興味があるわけでもないだろう。
「高校はどこ?」
この質問に対するベストアンサーを誰か教えてくれ。
SNS等でたまに見る誹謗中傷にイラつく
最近、某知恵袋で「中卒の人って生きてて楽しいんですか?」という過激な質問を見ることがあった。
「楽しいです」
Q.E.D.
中卒で得したこと
得したことはこれに尽きる。
コンプレックスに対する反骨精神が身につく
これまで紹介してきた「損すること」のおかげで、おそらくほとんどの中卒者が学歴にコンプレックスを感じているはずだ。
俺も未だにコンプレックスを感じながら生きている。
と同時に、自分に自信を付けるため日々個人の能力を高めていくことを怠らないように心がけている。
中途半端に平凡な高校・大学を出て安定した職に就き、のんびりと歳を重ねながら平凡に生きていくのではあまりに面白くない。
少なくとも俺の性に合わない。
プライベートで勉強していることを話すと「意識高い系」と揶揄する人もいるが、どうやら住む世界が違うようだ。
そんな人はせいぜい「意識が低い」ままジリ貧の人生を送ってくれ。
まとめ
ここまで挙げてきた中では圧倒的にデメリットの方が大きいと思う。
考え方はひとそれぞれだが「得したこと」に挙げた反骨精神さえ持ち続けていれば、大半のデメリットも気にならないほど大きな能力を手に入れることができるだろう。
中卒の俺たちはそれを信じて日々勉強あるのみだ。