先日、会社で使っているLinuxサーバー(CentOS7)をOS丸ごとバックアップすることがあったので、その時に使ったコマンドを備忘録として残しておく。

まず、システムのディスク利用状況はこんな感じ。

df -Th

ファイルシス            タイプ   サイズ  使用  残り 使用% マウント位置 
devtmpfs                devtmpfs   3.8G     0  3.8G    0% /dev 
tmpfs                   tmpfs      3.8G     0  3.8G    0% /dev/shm 
tmpfs                   tmpfs      3.8G   58M  3.7G    2% /run 
tmpfs                   tmpfs      3.8G     0  3.8G    0% /sys/fs/cgroup 
/dev/mapper/centos-root ext4        50G  3.4G   44G    8% / 
/dev/sda1               ext4       976M  167M  743M   19% /boot 
/dev/mapper/centos-home xfs        873G   55M  873G    1% /home 
tmpfs                   tmpfs      765M     0  765M    0% /run/user/0 
tmpfs                   tmpfs      765M     0  765M    0% /run/user/1000
/dev/sdd1               ext4       2.0T  3.7G  1.9T    1% /sdd

このうち、メインで使用している/dev/mapper/centos-rootのバックアップを、外付けHDDの/dev/sdd1に保存する場合のコマンドがこちら。

dump -f /sdd/root.dump /dev/mapper/centos-root

Linuxのdumpコマンドは、-fオプションでまず保存先を指定し、その後続けてバックアップ元のパスを指定する。

ここでは具体的な手順は紹介しないが、dumpコマンドで保存したdumpファイルは、restoreコマンドでファイルやディレクトリ構造を保持したまま復旧することができる。