wordmove pullコマンドは、一発で本番環境からWordPress環境をローカルにクローンしてくれる便利な機能だ。

DBに保存されている各種パスの値なども、開発環境用のURLに自動で一括置換してくれる。

しかし、先日とあるサイトにおいてwordmove pullを実行すると、一部の画像パスのURL部分が置換されず、本番環境のURLのままになっている事態に遭遇した。

そのサイトは、サイトの見た目をWordPress管理画面->外観->カスタマイズのビジュアルエディタ?で管理しているサイトだった。

ここで設定した画像のURLだけ置換がされていなかったのだ。

解決法

現状、wordmoveの機能だけでこの問題を解決することはできないようだ。

代わりに以下のコマンドを実行してURLの置換をおこなう。

wp search-replace 'http://old.com' 'http://new.com' --skip-columns=guid

※URL末尾にスラッシュを入れないように気をつける!

これでpullしてきた置換漏れの値を、一括更新することができる。