今回はDockerでMySQLを起動する手順を紹介する。
mysqlコンテナの起動
ターミナルで以下のコマンドを実行しよう。
docker run -d -e MYSQL_ROOT_PASSWORD=password --name db mysql
初回はイメージのダウンロードが必要なので、コマンド実行後数分待つことになる。
その間にコマンドオプションの説明をすることにする。
今回のdocker runコマンドで使われたオプションは「-d」「-e」「–name」の3つ。
まず「-d」オプションを付けることで、コンテナをバックグラウンドで起動させることができる。
次に「-e」オプション。これは環境変数の指定オプションで、今回の場合「MYSQL_ROOT_PASSWORD」環境変数にパスワード(password)を指定している。
最後に「–name」オプションだが、これはコンテナに名前をつけることができ、今回はコンテナ名を「db」とした。
コンテナの起動状況を確認
イメージのダウンロードが終わると自動的にコンテナが起動する。
今回は「-d」オプションを使用し、バックグラウンドで起動させているので起動状況を確認してみよう。
docker ps
上記コマンドで現在起動中のコンテナ一覧を確認することができる。
コンテナを終了する
起動中のコンテナを終了する場合は以下のコマンドを実行する。
docker kill {コンテナID}
この後再度「docker ps」で確認すると、指定したコンテナが無くなっていることがわかる。